音読(読み声)は大切

宮崎の小学校の宿題に「読み声」というのがあります。

これは音読をして親に聞いてもらい、親がそれを評価をしてサインをするといったものです。

でもこれの重要性を親も認識していなくて、ちゃんとやっていない家庭が多いようです。

音読は文章を目で読んで、それを声に出すことです。

つまりインプットをしながらアウトプットをすることになり、脳が活性化します。早口で音読をすれば、脳は更に活性化します。

脳が活性化することで読解力UP以外にも語彙力UPや記憶力UP、ストレス発散にもなります。必然的にコミュニケーション能力もUPしていきます。

だから是非、子供には音読をさせてそれを聞いてあげて下さい。

そして、聞き終わったら「どんなことが書いてあった?」とか「読んでどう思った?」と聞いてあげて下さい。

そうすると、ただ声に出して読むだけではなく、理解しながら読めるようになってきます。

そして読解力がつけば、国語だけではなく、英語や数学の成績も伸びます。

最近は大人でも読書をしない人が増えており、新聞も読まなければ、ネットニュースですら読まずに動画でTVニュースを見る人が増えているようです。

大人もたまには本を読みましょう。声に出して読むのも良いかもしれませんね。

今日の授業

今日は小5の算数と中2の数学の授業をしました。

生徒達に共通して言えることは、文章問題が苦手だということです。

文章を読んで、どのように解けばよいか、何を問われているかが理解できないだけで、それが分かると解けるといった具合です。

問題の文章を読み、それをイメージすることが苦手なようで、それを絵や図にしてあげると直ぐに理解して解くことができます。

読解力をつけるには音読(宮崎でいう読み声)が基本だと考えています。

また、音読には読解力を鍛える以外にも期待できる効果があります。それについては、次回投稿しますが、子供には音読をさせて親はしっかり聞いてあげて下さい。

今日の授業(小5)

今日は作文の授業をしました。

作文は、いきなり書こうと思っても何を書けばいいか分からなくてつまづきやすく、最後まで残る夏休みの宿題の一つだと思います。

そして親もうまく教えることができない…

作文は、おおまかに3段落くらいに分けて書いていくとよいと思います。

先ずテーマを決めたら、そのテーマで言いたいことや簡単な説明を初めに書きます。これが1段落目

次に、言いたいことの理由やできごと、できごとからどう思ったかなどを具体的に書いていきます。これが2段落目

最後にできごとや思ったことに対して考えたことや伝えたいこと(主張)をまとめます。これが3段落目

最初に構成や書くことをまとめられれば良いのですが難しいですよね。意外と書くことによって気づきが生まれ、自分の考えがまとまることがあります。

大人も考えがまとまらない時は書き出してみると考えがまとまることがあると思いますよ。